こんばんは。こたにです。
ジェーン・スーさんの新著「闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由」が発売されましたね。
今日は、この連載で知って本を読んだ大草直子さんの「飽きる勇気」を紹介します。
大草直子さんが、ご自身の生い立ちやしてきた仕事のエピソードを振り返りながら、
生き方について書いているエッセイ集です。
コロナ禍での考え方の変化なども書かれていて、今の時代に読みたい本になっています。
ジェーン・スーさんの連載記事を読んで、私が「飽きる勇気」を手に取ったのは、大草さんのパワフルさに惹かれたからです。
もちろん、スーさんのインタビューの中には大変だったことも語られていましたが、それをのりこえてきたストーリーが気になりました。
その中でも印象に残ったパートを紹介します。
第3章「枠やしがらみから自分を解放する練習」の
「自分を好きになること、自分軸で考えることを『練習』すればいい」に書かれています。
自分軸で物事を見て、考える練習。
「私はどうしたい?」を常に意識する。
私は、自分で自分のことを決められる人は、自然とその決断ができるものだと思っていたので、
練習をするという考え方が目からウロコでした。
本のサブタイトルにもなっている好きな2割にフォーカスする。
第5章「新時代のタイムマネジメントとビジネスマインド」の
「8割のことはやらない。好きな2割にフォーカスする」に書かれています。
やらない8割は得意な人やサービスを頼って、自分が得意で好きなことに注力するという考え方。
この考え方は働き方にも、家庭のことにも使えるなと思いました。
8割やらないためには、周りにお願いするスキルやお金がいるので、そこをなんとかする能力もいるなと考えたり。
以前に、ジェーン・スーさんが佐久間宣行さんのラジオ番組にゲストで出てた時も
同じような話をされていたのを思い出しました。
その時は、40歳過ぎたら苦手を克服するよりも自分が得意なこと、周りから求められる能力を伸ばしたほうが効率がいいという話でした。
他にも「飽きる勇気」を読んでいて、いいなと思ったワードを読書メモよりシェアします。
・まずは目の前のことに集中
・どんなこともやってみないとわからない→心の可動域を広げる
・ビジョンを持ち、逆算して行動する
・自分のタイトルを持つ
自分のタイトルを持つとは、自分にしかない強みを見つけ、それをどう社会に還元できるかを考えるというエピソードでした。
「飽きる勇気」を読んでいて常に感じたのは、周りや他人がどうしているかではなく、
常に自分がどうあるかを考えるのがポイントだと思いました。
タイトルにある「飽きる勇気」も自分と向き合うことで出る勇気だと思います。
エピソードの中には、成功している話だけではなく、失敗してしまったこと、ネガティブな話題も入っていますが、つらい場面でも気づきを得て前に進んでいる大草さんがかっこいいです。
読んだ後は、前を向いて私もがんばろう!と思える本です。
気になる方はぜひ読んでみてください。
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