こんにちは!こたにです。
2022年12月8日に発売されたジェーン・スーさんの新刊「おつかれ、今日の私」を読み終わったので
感想を書いてみようと思います。
「おつかれ、今日の私」は樹の恵本舗 株式会社中村のWEBサイトに連載されていた
ジェーン・スーさんのエッセイをまとめた本です。
1話読み切りで48話のエッセイが収録されています。
連載は、Season1からSerason3まで3期に分かれて連載されていました。
スーさんが、連載が更新されたことをSNSで告知すると、サイトがダウンすることもある人気連載でした。
内容はスーさんご自身の話のほかに、お友達など周りの人の話もエピソードになっています。
株式会社中村さんは「足リラシート」を作っている会社です!
「足リラシート」気持ちいいですよね~
「おつかれ、今日の私」というタイトルの通り、疲れたエピソードに対してスーさんが想いをつづっています。
疲れと一口に言っても、仕事、恋愛、人間関係、体調、それらがごちゃごちゃになったものと様々です。
48話のエピソードを読むと、自分にも身に覚えがあるエピソードがいくつかは出てきます。
エピソードを読んでいるときは、過去の自分の記憶と重ねてしまってウッとなることもしばしばでした。
ただ、そのウッとなるようなエピソードに、スーさんが的確な言葉で、寄り添ってくれたり、
自分の経験を語ってくれたり、他の見方を提案してくれたりするので、
読み終わるころには、気分がすっきりしていました。
どのエピソードも素敵ですが、私が特に印象が残ったエピソードを紹介します。
「疲れてる」と「弱ってる」は少し違うから、回復方法も違うよという話。
疲れと弱りを一緒だと思ってたので、目からうろこでした。
文字にすると、はっきりと別モノだとわかるけど、渦中にいたらわからない人も
(自分を含め)多いかもなと考えたエピソード。
スーさんが、”あの子”に語りかける感じで丁寧に別モノだよと説くことで内容がスッと入ってきました。
スーさんの書く文章は改めてすごいなと思ったお話です。
美容家の神崎恵さんとのエピソード。
私は30半ばにしていまだに失敗が怖いタイプだけど、失敗しないと身にならないことも
年々感じています。
スーさんと神崎さんのような素敵な先輩が失敗について語っていると勇気がもらえるなと思いました。
こちらのエッセイのエピソードではないのですが、生活は踊るの2022年8月15日の相談コーナーで、スーさんがお話してた「しっぱいタウン」の話も好きです。
読んだときに、確かに!と思いつつも、実行するのはむずかしいかもなぁと思ってしまいました。
でも、一度やったら違う景色が見えそうだなとも思えました。
小さなことからでもやってみたいと思えたエピソードです。
スーさんが、友人のサクちゃんのnoteを読んで「私なんかが」という言葉について考えたことを書いています。
誰もが抱くであろう「私なんかが」という考え。
サクちゃんのnote「諦めの呪いを許可でとく話」も合わせて読むと、さらに自分の考えも深まると思います。
私は、以下の1文にウッっとなりました。
「私なんかが」を貫き通し、ねじれた欲望に忠実であり続けると、結局は自分でもびっくりするくらい、想定よりずっと低い自分に仕上がってしまうのだ。
おつかれ、今日の私 「私なんかが」の呪い
無意識に自分に向けてる自分の評価を考え直したいなと思ったエピソードです。
2023年1月20日にスーさんとサクちゃんでトークイベントが行われました!
サクちゃんの著書はこちら
今回は、ジェーン・スーさんの「おつかれ、今日の私」の感想を書きました。
私のおすすめの読み方は、目次を見て今の自分に合いそうなエピソードを読んでみる読み方です。
もし、どれから読むか迷う場合は「『おつかれさま』に込めた気持ち」から読むのをおすすめします。
より一層、タイトルを楽しみながら読むことができますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
物理的に疲れを取りたい方は「揉まれて、ゆるんで、癒されて 今夜もカネで解決だ」がおすすめです!
スーさんが実際にマッサージを体験してエッセイを書いていますよ。
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